「オブジェクト指向開発」の進め方がわかる入門書 2004-11-14 オブジェクト指向の基礎概念の説明やUNLの説明が、1/2弱。残りが、オブジェクト指向で進めるシステム開発の説明(分析−>設計ー>実装ー>テスト)です。システム開発の説明は、どんなUMLの成果物を、どのような順番で作っていくかを、「ピザ屋さんの例」を上げながら、説明していきます。 分量的には、分析、設計が重く、実装、テストは、少なめの印象です。実装は、JavaとVB.NETの両方があります。成果物のサンプルも多く、システム開発の進め方が、よくわかる本でした。逆に、あくまで、全体をつかむためでしょうか、具体的な手法(オブジェクトの発見等)については、割愛してあり、ある程度「何をどう進めるか」を知っている方には、退屈かも、です。
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