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アジャイル開発手法FDD―ユーザ機能駆動によるアジャイル開発 データベースの本
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アジャイル開発手法FDD―ユーザ機能駆動によるアジャイル開発


[価格] 3360円
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[著者] スティーブン・R. パルマー, ジョン・M. フェルシング, Stephen R. Palmer, John M. Felsing, 今野 睦, 長瀬 嘉秀, 飯塚 富雄, デュオシステムズ
[ページ数] 288 ページ
[出版社] ピアソンエデュケーション (2003-03)
[ASIN] 4894717352
[サイズ(cm)] 23 ×

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XPと従来のプロジェクト管理の手法を足して2で割ったような・・ 2004-06-11
FDDは Peter coad がCEO兼社長の TogetherSoft社の開発プロセス標準だそうです。 本書の内容は、著者が開発管理者を務めた
シンガポールの銀行のシステムの大規模開発の事例をベースにFDDのKnowHowを説明してあります。

XPと従来のプロジェクト管理の手法を足して2で割ったような感じですので、実際の現場には適用しやすいと思います。

『XP開発の理念には感動を覚えるが、実際の適用には漠然と不安を感じる』という方には、特に本書は参考になる1冊だと思います。

訳については、他のレビューの指摘でもありますが、こなれていない個所が散見されイマイチだと思いましたが、たいした問題でもありません。


手元において置きたい1冊 2004-05-01
XPじゃ、荒っぽすぎる。伝統的な方法論じゃ重すぎる。そんな問題を解決するのが、FDDっという方法論です。

本は3部構成です。1部目は、FDDの考え方、代表的な手法・成果物の説明、進捗管理の具体的な方法、プロジェクトの組織(役割)のしかた、などです。2部目は、開発プロセスを1つ1つ順に、その目的、内容、成果物、誰が何をやるのか、そのプロセスのポイント、終了条件などが、詳しく説明されています。3部目は、テスト、変更管理の概要が簡単に書いてあるレベルです。1部目、2部目が中心です。

FDDを使う/使わないに関わらず、読んでおけば、これからのシステム開発のヒントになることがある、印象の本です。

チャレンジする場合、プロセスが丁寧に説明されているため、手元において置きたい1冊です。参考文献も充実しています。


数少ない日本語のXP以外のアジャイル本 2003-08-24
XP以外のアジャイル開発手法について書かれた数少ない本です。
実践的な内容が書かれており、ためになるのですが、何故かXPと比較した場合のFDDについて書かれている内容が多いです。

監翻者のコメントとして、XPを批判する内容が書かれていますが、そもそもXPもFDDもその基本理念はおなじはずですし、この監翻者の方はXP関連の翻訳本の監翻もされている方なので、なぜこのようなコメントを書くのか理解できません。

最後に、翻訳の質についてはあまり良いとはいえませず、読みづらいところが多々あります。英語が苦にならない方は、原書を読むことをおすすめします。