シチュエーションベースのDBA読本 2003-10-14 オラクルDBAにとっては、基本となるディクショナリの使い方をまとめた本です。 他の本とことなるのは、DBA初心者を語り手に、談話形式でDBAが遭遇するいろいろなシチュエーションにそって語られているため、どのような場合にどのディクショナリを使うか、より現実的に理解できるところです。ただ、語り口の軽快さとは逆に、要求する読者のレベルは高いと思います。ちょっとしたつぶやきにも、以外と見過ごせない鋭い指摘があります。 ベテランDBAの復習用に、また新米DBAの副読本として推薦します。
ちょっと、題がおおげさ 2002-11-04 「極める」に魅かれて読みましたが、内容は、 Oracle の仕組みと、ディクショナリの利用方法が、 ストーリーに沿ってかいてある程度でした。DBAになって出会うだろうことが、だいたい書いてあります。が、 分散データベースの記述はないし、パフォーマンスチューニング、 バックアップなどは、浅い内容となってます。 ただ、読みやすい本なので、 本のストーリーどおり、DBAを任されることになった時、 最初の1冊として、読むと、良いと思います。
電車で手にとって立ち読みできる、サイズ、厚さがナイス 2002-09-16 内容はそんなに簡単ではないですが、図が分かりやすいのと文体が ほんわかしてるのが、いいですね。サクサクよめます。多分対象読者は、翔泳社のオラクルビギナーズガイドでは 情報が足りなくなってきたけど、DBAの解説本やオラク ル社のマニュアルを読むための気力が充実してないような 人だと思います。自分も含めたそんな人達に ・理解しないと先に進めないポイント ・活用度が高いポイント を提示しれくれる道しるべだと思います。 業務上で切羽詰まった状況で分厚いマニュアルを慌てて必死に読む 状況で良く出てくるトピックを取り上げてると思います。最初の 一歩を過ぎた人に、もう一段進むための本、DBコンサルタント会 社(発行メールマガジンがなかなか難しい)が出したコンパクト にエッセンスを詰め込んだ本です。 自分で読むために一冊、会社にも買わせて自分のチームで一冊共用 してます。難しめな話題に自分がついていく、皆がついていけるため に、高い研修行く前に一冊買ってみましょう。
けっこう難しい 2002-07-06 新人女性エンジニアのDBA日記……という体裁で書かれてはいるものの、内容的にはかなり高度で難しい。体裁が体裁だけに、一つのことをじっくり説明するというのではなく、さらっと流れてしまうので、相当な前提知識が必要だと思った。 例えば、本当に最初の方で主人公の女の子の独り言風に「V$LOCKED_OBJECTを参照すればロックされたオブジェクトを見つけられるけど、具体的なリソース名判別のためにはDBA_OBJECTSを参照した方がよさそう」というような文章が出てくるが、これをさらっと「あぁ、そうだろうな」と当たり前のこととして読めるくらいの知識がないと、この本を読むのは苦しい。(繰り返すが、これは本当に最初の方に出てくる) 自分はSilverレベルだと思っているが、この本が役に立つのは相当先の?!??!うな気がしている。
突然DBAになった方やOracle初心者にお勧め 2001-04-17 Oracleの本といえば、とにかく「分厚く、難しく」が多い中、この本では、本当は初心者も最初から学ばなくてはならない「管理者としてのOracle」を女性が心の中で思ったり考えている風(?)にやさしく記述してある。なんだかほんわかとした気分になりながら読み進んでしまう。また、内容が一日の出来事のように話が進んでいくため、読み進めば自然にOracle管理やアーキテクチャーについて学ぶことが出来る。 まったく初歩から学ぶ人から、DBA初心者までお勧めです。
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