カタクナイ本 2003-09-30 表紙、題名、テーマすべてカタイ感じのする本である。 ソフトウェアの訳書にありがちな「カタサ」である。 しかし、この本はそんな私の安易な印象を良い意味で裏切る。文体は非常に読みやすく、翻訳されたソフトウェア書にありがちな妙に堅苦しい日本語もない。 内容としても、データベースの設計-論理設計・物理設計-をわかりやすく説明している。 もちろん、説明されている内容自体が難しいので、読むのにはそれなりの労力を要するであろう。 しかし、読み物としても工夫されているため、おもしろい。 読後に、満足感を感じる1冊であり、読み物としても非常に良い。
|