目的から探し 2003-07-10 普通のリファレンス本とは異なり、 やりたいことから、Tipを探す構成になっています。Oracleのマニュアルは、ボリュームがあり、 目的の場所を探すのが、結構、大変で、 あれ、あれって、どういう風にするんだったっけ、 どっかに書いてあったよな〜、って時に、この本は重宝します。 また、結構、新しい機能を使ったTipも載っているので、 こうしたいんだけど、何か良い方法はないかな、 という時にも、ヒントを得るのに役立ちますし、 目次から興味のある項目をあたれば、 へ〜、こんな方法もあるんだね、って感心させられます。 内容も概略的で、メインのリファレンス本にはなりませんが、 捜し物をする時のガイドとして、Oracleを使っている人なら、 持っていて損はない本だと思います?!??
副読本として最適 2003-04-27 この本の扱っている内容は、SQLの文法的なことにとどまらず、 oracleの管理、SQLのチューニング、開発言語に関することなど、 非常に幅広く、大変重宝しております。 特に、いま仕事でPro*Cを使わなければいけないのですが、 Pro*Cに関することものっています。 Pro*C関連の書籍は少ないので、この本は欠かせないです。ただし、この手のTips集だけを鵜呑みにして開発をすると、 場当たり的な開発になる危険性があります。 この本で方法の取っ掛かりをつかんだら、体系的な本を読んだり、 oracleのマニュアルをあたってみた方が良いでしょう。 例えば、この本での解決策としてトリガーを使用する例がよく のっていますが、トリガーは知らないところで勝手に動いてしまうので 危険な側面もあります。! こういった、このTipsは正当法なのか、それとも裏技的なものなのか までは書かれていないので、体系的な学習も必要と思われます。 逆に、体系的な学習の副読本として使うには、便利な本ですので、 その価値をわかった上で使う分には、非常にいい本だと言えます。
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