DB構築の参考になる本 2003-06-24 本書は、データベースとは何かから始まり、続いてXPでLAN環境を作る説明が絵付きで行われ、様々なツールのセットアップと使い方、そして最後にそれらを連携してデータベースを構築する、という構成となっている。前述した「様々なツール」とはデータベースソフトとしてAccess・MySQL、環境としてApache、使用Web言語としてPHPのこと。これら全ての内容を407頁(厚さ2.5cm)で行うのだから内容が薄いのは仕方がない。これをさっと読んだあとは必ず各々の専門書が欲しくなる。実際文中にも“OSとMySQLのセキュリティについては各専門書を参考のこと”と書かれていた。 ブロードバンド化が進めば小規模オフィス内のデータベースのあり方も変わってくる。各々のパソコンでの利用からネットワーク(LAN・Internet)上でデータを共有するという利用に。本書は、その際にこういうツールを組み合わせてDB構築すると安価に仕上がりますよ、という一つの参考例を示している。 私はAccessなら十分に使いこなせるというレベルである。しかしこの本を読んでAccessにとどまらず、MySQLやPHPもチャレンジしてみようと考えるようになった。
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